菌(きのこ)類
「菌」は訓読みで「きのこ」。きのこそのものが菌であり、菌をまるごと食べられる食材です。善玉菌の栄養となる食物繊維が豊富で、善玉菌と食物繊維の相乗効果で、便秘や肌荒れの予防に効果があります。
麹(こうじ)菌
加熱した穀類に繁殖する菌です。消化の補助と、うまみ成分アップの効果があります。また腸内環境を整え、お通じを良くしてくれます。
乳酸菌
糖を発酵させて乳酸を作る菌です。タンパク質や脂肪の分解、便秘予防に効果があります。また、腸内の善玉菌を増やして、細菌や病原菌から守ってくれる働きもあります。胃酸に弱いので、食後の胃酸が薄まっているタイミングで摂るのがおすすめです。
納豆菌
納豆を作り出す菌です。「ナットウキナーゼ」という成分が含まれていて、血栓を溶解する作用があり動脈硬化の予防が期待できます。また、ビタミンKが豊富で骨粗鬆症の予防にも効果があります。
酢酸菌
アルコールを酢酸に変える菌です。酢酸は細胞の中に入るとクエン酸に変わり、疲労回復の効果があります。また、酢には内臓脂肪を減らす働きがあり、高血圧・高血糖・高コレステロールの予防にも効果があります。
酵母菌
お酒やパン、味噌を作るときに用いられる菌です。糖質や脂質を分解する働きがあり、高血糖を予防する効果があります。また、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてお通じを良くしてくれます。
菌活に期待できる効果
1.ダイエット効果
2.免疫力アップ
3.便秘予防
4.美肌効果
食事で摂取した菌は3日ほどで便と一緒に体外へ排出されてしまうので、毎日とり入れることが大切です。特に、乳酸菌は体内に長くとどまることができないので、ヨーグルトなどを継続して食べることが大切です。
善玉菌の栄養となる食物繊維やオリゴ糖を一緒に摂ることで善玉菌を増やすことができます。
複数の菌を摂ることで、相乗効果が期待できます。是非いろいろなアレンジを試してみてくださいね!